今こそ寝台列車の復活を!
私が分散型SNS「Mastodon」において相互フォローとなっている植月 のぞみ氏が、旅行を計画されているとのことで、ここ数年間実質的に関東の外に出たことのない自分としては羨ましく思っているところです。
なお、植月氏はそのときに、寝台特急サンライズエクスプレスに乗車されるとのこと。ますます羨ましいです。
自分も、一度だけ、20年ぐらい前にサンライズエクスプレスに乗車した記憶があります。そのときは運良くA寝台を取れたのですが、よりにもよって乗車前に地震が起きてしまい列車は大幅遅延。そしてその日の行動計画は見事に崩壊してしまいました。
なお、あいにく当時の写真は残っていません(残っているかもしれないがすぐには取り出せそうにない)。
植月氏は今回企画されている旅行の話を踏まえ、寝台列車の復活を訴えています。
昨今、日本国内に於ける長距離旅行と言えば、高速バスや新幹線が主流となり、あと比較的安価な移動手段として長距離バスもあったりしますが、かつては選択肢の一つに含まれていた寝台列車は、今では東京と高松・出雲市を結ぶ先述の「サンライズエクスプレス」のみとなってしまいました。あと富裕層向けのクルーズトレインはあるものの、私のような庶民には手も足も出ません。
なお、私は過去に、先述のサンライズエクスプレスのほかに、一度だけ寝台特急を利用したことがあります。上野と札幌を結んでいた、今はなき「北斗星」という寝台特急です。
あと、寝台列車ではありませんが、かつて新宿と新潟を結んでいた夜行快速「ムーンライトえちご」も、出来れば復活してほしい列車の一つです。あれは深夜バスに対抗するために生まれた列車だったのですが、運賃と指定席料金だけでリーズナブルに新潟に行けたので、貧乏人の自分としてはそれなりに重宝していたのですけどね…。
思い出の北斗星
私が北斗星に乗ったのは、上野発札幌行きの下りで、札幌到着が東日本大震災前日の2011年3月10日(木)でした。当時、Twitter(現「X」)で旅行のリアルタイムレポートをしていたときは、当時相互フォローだった人たちにはずいぶんとうらやましがられました。
当時のブログ記事そのものは現存しませんが、先代ブログで当時を振り返った記事がありますので、その中からいくつか写真をピックアップします。
あのときは上野から札幌まで16時間以上かけて移動しました。もちろん、自分が一つの列車の中に滞在する時間としては自分の人生の中でも最長で、恐らくこの記録が破られることはないでしょう。
その間、充電設備もないので携帯電話などを充電することも出来ず、また、特に北海道内では携帯電話の電波が通じない地域も通過していたため、まさに文字通りの意味で外界から隔離されていましたが、普段はやろうと思ってもなかなか出来ない体験であり、出来ることならばもう一度ぐらい「北斗星」もしくはさらに豪華な寝台特急だった「カシオペア」を利用したかったです。
今こそ寝台列車の復活を!
先述の植月氏は、経済的格差なく、だれでも利用できる鉄道を望む鉄道ファン
の立場から寝台列車の復活を訴えられていますが、私は「Time is money」の観点から寝台列車の復活を訴えたいです。
先述のサンライズエクスプレスは、下り列車が大阪通過のため、残念ながら東京から大阪への移動手段としては使えません。
かつては東京~大阪間に寝台急行「銀河」が存在していて、いかにも有用そうに思えるのですが、これもほかの寝台列車の例に漏れず廃止されて久しいです。そもそも国鉄民営化のときに組織を分割してしまったことも、分割後の複数社にまたがる列車の廃止を促す要因だったと思うと、やはり国鉄民営化は悪手だったと思います。
しかしひどく個人的に言えば、東京から大阪まで(あるいはその逆)寝ながら移動するというニーズは絶対にあると思います。自分も、自分が関西旅行するようになったときに寝台急行「銀河」が存在していたならば、間違いなく選択肢に入っていました。新幹線で富士山を見ながら移動というのも良いのですが、実質的な大阪滞在時間を延ばして旅行を満喫するためにも、夜間に移動することが可能であればそれをしてみたかったです。
次に自分が関西旅行をするときは、復路で大阪からサンライズエクスプレスで東京まで移動したいと思っています。



