【MHWilds】やはり「卒業」を再検討しよう…(その2)
昨日、私は、ハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」からの「卒業」を再び検討し始めている旨について述べました。
Steamでは、このゲームに対する評価が一時期「圧倒的不評」だったのですが、その後やや持ち直し、本稿執筆時点では「やや不評」となっています。
- 参考ページ
ふと、同じSteamで過去作品の評価がどうなっているのかを再度見直したところ、本稿執筆時点で、「モンスターハンターライズ」では「非常に好評」、「モンスターハンターワイルズ」の事実上の前作である「モンスターハンター:ワールド」でも「やや好評」となっています。
これらで「おすすめ」と評価している直近のレビュー投稿を読むと、「モンスターハンターワイルズ」から離れていったハンターたちによる再評価が散見されます。
私が過去作品をプレイしなくなってからもう数年経っているので、思い出補正もあるかもしれませんが、「モンスターハンターワイルズ」をクソゲー評価した現在、改めて過去作品を振り返ってみると、如何に今作がクソゲー評価もやむなしであるのかを再認識させられます。
モンスターハンターライズ
私はNintendo Switch版をプレイ。そのときに抱いていた感想を思い出しながら…。
良かった点
- 遊びやすさと親しみやすさ
- 「モンスターハンター:ワールド」のいいところも取り込みつつも、さらに過去の、エリアごとにローディングが発生していた頃のモンスターハンターが持っていた遊びやすさ、親しみやすさも持ち合わせている。元々Switch用に作られ、ハードウェアの制約も厳しかったが、それ故に、変に「モンスターハンター:ワールド」や「モンスターハンターワイルズ」のようなお高くとまったような雰囲気もない。
- Switchにしては高品質なグラフィック
- 「モンスターハンター:ワールド」より後発でありながら、ハードウェアの制約上、グラフィック面で劣るのは致し方なし。しかしSwitchのゲームとしてはかなりの高水準だろう。世界観はしっかりと描かれていた。
- 携帯ゲーム機向けの機動性
- やはりこのゲームは最初にSwitchでリリースして正解だったと思う。ハンターたちがゲーム機を持ち寄ってオフ会でセッションを組むというスタイルは、PSP版、3DS版からの流れとしても自然であり、シリーズの人気の主因のひとつでもあろう。Switch2でも「ライズ」の流れをくむモンハン出てこないかな?
- やればやるほど面白さを感じるスルメゲー
- Switch版が発売された時点でこのゲームはまだ未完成で、メインシナリオ含め後日のアップデートで追加されるという有様だったが、完成したときにはストーリーとしても純粋なアクションゲームとしても完成度が高くなっていた。
- さらに大型アップデートの「サンブレイク」で、ゲームとしての厚みが増していった。「ライズ」から「サンブレイク」へのメインシナリオの移行も秀逸(4から4Gへの移行の時は後付け感が露骨だったからねぇ…)。
今ひとつだった点
- amiibo福引き
- アレのせいで外泊を伴う旅行の時に無駄に荷物が増えた。ライズとサンブレイクで3体ずつ、合計6体のamiiboが必要となり、それだけのために旅行カバンのサイズを一回り大きくする必要があった(マジ)。
- 他機種とのクロスプレイができない点
- 当時の制約を考えると致し方無しか。裏を返せば、「モンスターハンターワイルズ」において、クロスプレイ可能なことは数少ない評価点の一つ。
- カムラの里のテーマ曲がノイジーで聴くに堪えない
- 「ライズ」における数少ない汚点の一つ。カムラの里のテーマ、ただでさえ暗い雰囲気のメロディである上に何を言っているのかわからないことを歌に乗せられると生理的不快感を覚えるのは、私だけだろうか?
- そもそも自分は「歌」そのものがどうも好きではない。
- 「モンスターハンターワイルズ」の歌姫もそうなのだが、どうも人間の声でわけのわからないことをメロディに乗せられると、私は生理的不快感を覚えてしまうようだ。まあこれは私個人の問題ではあるのだが…。
- BGM変更で別の曲に差し替えられるのがせめてもの救いだった(ワイルズの歌姫はそれすら封じられている…)。なので、「モンスターハンターポータブル3rd」のユクモ村のテーマ曲をダウンロードできるようになったら速攻でそちらに差し替えた。
モンスターハンター:ワールド
私が「PlayStation 4 Pro」を購入するきっかけとなった作品。なお、無印のPS4ではなくいきなり「PS4 Pro」、それもゲーム同梱版を購入した。リオレウス柄が描かれたPS4 Proは、今でも置物として自室に置いてある。
なお、そのPS4 Pro本体、文字通りの意味で「モンスターハンター:ワールド」専用機として役目を全うした。
このゲーム、あまり「今ひとつだった点」を思い出せない。まあ本当はもっと不満があってそれを忘却してしまっているだけなのかもしれないが、ワイルズのような理不尽さを感じることはあまりなかったとは思う。さすがに卑怯者の代名詞であるラージャンのさらなる強化版が出たときは参ったが…。
良かった点
- 圧倒的臨場感
- 最初にこのゲームをプレイしたとき、画面内の世界を現実と錯覚するかのようなリアリティに圧倒されたのを思い出す。古代樹の森なんてまさに森の中を歩いている気にさせてくれた。
- 画面の質ははっきり言って「モンスターハンターワイルズ」よりも上。「モンスターハンターワイルズ」は高いスペックのハードウェアを要求しながら、別の要素にリソースを持って行かれているのか、あまり画質の進化を感じられない。
- それなりに練られたシナリオ
- 「モンスターハンター:ワールド」のシナリオを今ひとつと言う人もいるようだが、個人的にはワイルズとは比べものにならないくらい良かったと思う。最後のほうがどうも尻切れトンボみたいな印象を受けたことは否めないが、ワイルズの時ほどの違和感は覚えなかった。
- ワイルズなんて、はじめにテーマありきでそれに合わせて無理矢理こじつけたのがありありとわかるくらいだし(本当に命をテーマにしているなら護竜の存在そのものが意味不明なのだが)。
- 「モンスターハンター:ワールド」のシナリオを今ひとつと言う人もいるようだが、個人的にはワイルズとは比べものにならないくらい良かったと思う。最後のほうがどうも尻切れトンボみたいな印象を受けたことは否めないが、ワイルズの時ほどの違和感は覚えなかった。
- BGMも秀逸
- これはのちの「ライズ」や「ワイルズ」にも繋がるが、この作品あたりからBGMの使い方が秀逸になっていったように思える。戦闘曲からモンスター移動時の追跡に移る演出はこの時点である程度完成されていた。
- 特に「ワールド」は元々の楽曲を単独で聴いても素晴らしいものが多かったように思える。ちなみに個人的には、古代樹の森の中型モンスターのテーマ曲が大のお気に入りである。
- サブミッションもメインシナリオとの絡め方がうまかったと思う
- サブミッションの中で一部完全クリアを断念したものもあるが(ウィッチャー3とのコラボイベント等)、それらも含め、うまく「モンスターハンター:ワールド」の世界観に絡めていたと思う。
- このときにも「ファイナルファンタジー14」とのコラボイベントはあったのだが、ワイルズのオメガ戦とは比べものにならないくらい、元の「モンスターハンター:ワールド」の世界観にあっていたと思う。さすがに回避不可能な即死攻撃には何度もめげたが。
- サブミッションの中で一部完全クリアを断念したものもあるが(ウィッチャー3とのコラボイベント等)、それらも含め、うまく「モンスターハンター:ワールド」の世界観に絡めていたと思う。
今ひとつだった点
- 厳しすぎるトロフィー取得条件
- マップを探索して隠し要素を全部見つけたらトロフィーがつくというものがあったのだが、一部、攻略情報を見てもなおその場に行き着くことが困難なものがあった(この要素自体は「ライズ」にも存在)。
- 結局「導きの地」は何だったのか?
- アイスボーンプレイ時に「導きの地」が登場し、これがエンドコンテンツを構成する要素となったときは、自分はWizardryのエキストラダンジョンみたいなものかと好意的に捉えていたのだが、結局アレの必然性はわからずじまい。
結局
結局、全判的に、「モンスターハンターワイルズ」は、過去作品の延長線上にありながらもその美点を食い潰してユーザが求めていない方向に行ってしまい、しかもユーザからの猛批判に晒されながらも運営にそれらを改善する気がない(少なくとも改善しようとする姿勢が見られない)、ということを再認識することになってしまいました。
しかもゲームとしても不安定で、ちょくちょくエラーで落ちたり操作を受け付けられなくなったりしますしね。
「モンスターハンターワイルズ」、2月に予定されているアップデートが最終アップデートとなるようなのですが、これは有料アップデート(ワールドに於ける「アイスボーン」やライズに於ける「サンブレイク」に相当)の線も消えた、ということなのでしょうかね?
まあ、今のこの状態で有料アップデートなど売り出しても恐らく売れないでしょうけどね。少なくとも、今の私には買う気などありませんし。
ひどく個人的には、「モンスターハンターポータブル3rd」もしくは「モンスターハンター4」を、「モンスターハンターライズ」のシステムでリメイクしてほしいと思います。その2作品も、メインシナリオはワイルズよりも格段に良かったですし(4に対する4Gへの移行はこじつけも甚だしかったが)、いずれも元々携帯ゲーム機向けの作品でありますので、Switch向けに作られた「モンスターハンターライズ」のシステムとの相性は良いのではないでしょうかね?
